Canon(キヤノン) EF200mm F2.8L II USM シビアなピントの赤鉢巻レンズ

EF200mm F2.8L II USM
Canon(キヤノン) EF200mm F2.8L II USMは、
1996年に発売された単焦点レンズ。
単焦点望遠の中でもコストパフォーマンスに優れ、
天体撮影にも多く使用されています。

スペックは以下の通り。
・レンズタイプ:単焦点
・焦点距離:200mm
・最大径×長さ:83.2×136.2mm
・重量:765g
・対応マウント:キヤノンEFマウント系

キヤノンの200mm単焦点でf2.8ということもあり
まだカメラの性能が低かったころには
夜間用のレンズとしても使用した事がありましたが
現在ではカメラの性能も上がり、あまり重要の無いレンズと
なってしまいましたね。

ただ、独特のボケと絵の美しさは時代を経ても変わりません。

開放からシャープとはいきませんが、多少絞ると良い具合になります。
ボケ具合も美しく、その存在感はいまだ衰えていません。

ただ、古いレンズという事とf2.8ということもあり
ピント合わせは少しシビア。
ピントリングも個人的には回しずらく感じます。

また、手ブレ補正機構が無いのもやはり時代を感じます。
しかし、最近は飛躍的にISO感度が上昇してきており
かつてほどの苦労も無く撮影が行えると思うと
今でも欲しくなるレンズだと感じます。

携帯性に関しては申し分ありません。
スリムで扱いやすいので、持ち運びには
まったくといって良いほど苦労しないでしょう。
ただ、だいぶフロントに重心が寄っているレンズなので
操作感は多少慣れが必要です。

機能性に関しては、この時代相応といえるでしょう。
F値の問題もあるので、AFでの使用が望ましいですが
AF精度がそれほど良くないので、MFで詰める場面も多くあります。

また、防塵防滴性能が皆無なので、雨天での使用は避けたほうが良いです。
放っておくと、あっという間にカビてしまいます。

【総評】

総評としては、使いづらいレンズながらも
使い倒す喜びと、それに見合った結果を
しっかりと出してくれるレンズだと思います。

性能面ではかなり時代遅れなのですが
L型単焦点で得られる写真は美しいです。

この絵を引き出すため、使いづらい単焦点と
悪戦苦闘していく必要があるのですが
まるでフィルム時代にタイムスリップしたような
苦難がそこに待ち受けています(笑)

三脚をしっかりとしようしたり
MFも多様したピント合わせを行ったり
手持ちならば、ブレを起こさないために
ホールディングを普段よりもしっかりやらねばなりません。

そうして努力した結果、レンズの性能を真に出せた
写真に出会える喜びはひとしおです。

IS性能やAF精度などを求めているならばお勧めできませんが。
昔ながらの頑固な職人レンズに手を染めるのも良いものです。

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