中古カメラ通販宣言

カメラってなぜあんなにも高いのか…。

フラグシップ機になど手を出そうものなら、平気で50万円を超えてきますし、レンズに至ってはそれ以上…しかも1本でですから、庶民にはなかなかのぜいたく品です。

今やスマホのカメラ搭載なんて当たり前になり、それがウリだった時代は10年以上前のこと。
記録に残すだけでなく、連射やパノラマ撮影だってできますし、絶対的であったレンズの違いも、スマホに取り付けるレンズなんてものがあり、埋められてきています。
何せカメラを別に持つ必要がないなんて、ケチの付けようもない!

…と自分に言い聞かせてみるも、やっぱり欲しい。新しいレンズ、新しい機能は試してみたい。
そんな欲張りな私が活用しているのが、中古カメラです。

このサイトでは、中古カメラの魅力の紹介、機種ごとのレビューをしています。

中古カメラのメリットデメリット

カメラに限らず、物が1番高いのは新品の時です。
最近の流れでは、3年もすると後継機種が出ることが多く、そうなると、当然値が下がります。
いわゆる「型落ち」という状態ですが、特に上位機種はすでに十分な機能を持っているので、最新でなくても不都合はなく、それが新品で買うよりも安く手に入ります。

ただ、人気のフラグシップ機やセミプロ機ともなると、価格はそう簡単には落ちません。
詳しくは後で紹介しますが、新機種が出るまではある程度の価格を保っていることが多く、その後数年間で徐々に落ちていき、半値かそれ以下になります。

ニコン D4 ボディ 価格推移グラフ
(Nikon D4の値動き。後継機が出たことで値が下がっている。)

これはある意味メリットでもあり、使ったカメラが自分とは相性が合わないこともありますが、中古で購入したカメラを1年後に売っても、ほとんど変わらない値段になることも、これまでに何度も経験しています。
買取店ではなく、ヤフオクなどを利用して直接販売する場合に限りますが、それを原資に新たに型落ちになった(値が下がった)スペックの高い機種に買い替えていけば、ほとんど懐を痛めずに、さまざまなカメラを試すことができるのです。

 
価格以外の視点で見ると、上位機種の場合3年ほどのスパンで新機種が出るということで、その後数年の間に従来機は市場から姿を消します。
そんなカメラも中古であれば手に入るので、以前使っていた懐かしの機種や、昔あこがれたフィルム機などが見付かるのも、中古カメラの魅力ですね。

中古カメラとはどういうものか?

厳密に言うと、2つとして同じものがないのが中古カメラです。

私のように売る時を見越して、箱から梱包されていた袋まで大事に残す人もいれば、AVコードや取扱説明書など、普段使わない物は捨ててしまう人もいて、出回っている中古品もそれぞれです。

ヤフオク    「EOS 7d  mark」の検索結果
(箱まで完備したものもあれば、そうではないものも)

状態もショット数もまちまちで、プロがアウトドアで使用していた機体であれば、傷みも激しくなりますが、インドアで使用していたもので、外傷が全く見られないような機体に出会うこともあります。

どちらがいいかは考え方次第で、大事に使って売ることを見越すのであれば、付属品があって、状態がキレイなものの方が後々有利ですが、実用で使い潰す予定であれば、バッテリーとチャージャーがあれば事足りる機種も多いので、あえてそれを狙って安く手に入れるのも、1つの付き合い方でしょう。

 
注意しておきたいのが不具合について。
よく使い込んだ機体ほど、それを抱えている可能性が高くなります。

しかし、中古カメラでメーカー保証が残っているものは少なく、あってもお店独自の保証のみです。 
私の経験で言えば、元々アウトドアや戦場?のような、過酷な環境でも耐えうる頑丈な作りになっているので、ジャンク品でもない限り、使えないようなものに出会ったことはありませんが、注意しておくに越したことはありません。

EOS 1Ds MarkⅡ☆ジャンク☆   ヤフオク
(ジャンク品は確かに安いけど…)

 
ニセモノについては、ほとんど心配する必要はありません。
というのも、例えばアナログの腕時計であれば、中のムーブメントが変わっていても、秒分時針が動けば、時計としての機能は保たれますが、カメラは中身こそ命です。
そこで安物を使ってはカメラとして機能しないので、ニセモノが作りにくいジャンルなのです。

ただし例外として、プレミアになっている希少なライカであったり、最近ではニコンのD800Eに改造品が出回っているので注意が必要です。

相場はいくらぐらいなのか?

さきほどご説明したように、中古相場は段階的に下がっていきます。

まずこの時点で二通りのパターンがあって、フラグシップ機やセミプロ機は、販売開始時は中古でもほとんど安くなりません。1~2割下がればいい方で、5%さえ下がらないこともあります。

1,2年すると、ある程度使い込まれた機体が出回り始め、また他メーカーからより魅力的な機種が発売されることで、人気がそちらに移ることがあります。
そうすると新品自体の価格が下がり、中古相場にもそれが反映され始めますが、これまで見てきた経験からすると、人気の機種はまだまだ強気の値付けが多いイメージがあります。

相場が1番下がるのは、後継機種が出て型落ちになってからです。
それも出てすぐはまだ様子見のユーザーが多いので、半年から1年ほどしてようやく、値が下がったことを実感できるようになる場合もあります。

さらにして生産終了となり、在庫もなくなってくると、悲しいかな従来機として記憶から薄れていきます。
中古市場での人気も最新機種に完全に移り、相場は新品の半値やそれ以下へと下がっていくのです。

 
ただこれは上位機種に限った話で、大衆機やコンデジ、ミラーレスなどはもっとサイクルが短いので、発売と同時に値が下がるものが多いです。
そして1,2年もすると後継機やそれに代わる機種が出て、当初の半値以下で手に入るというのがいつもの流れです。

モノレート 物rate :Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GH3 ボディ 1605万画素 ブラック DMC GH3 K
(Panasonic DMC-GH3 後継機発売後、一気に値が下がった例。)

 
しかしながら、相場と言うのは市場での人気に左右され、その人気も従来機や後継機との関係、さらには他メーカとの力関係でも変わってきます。
同じ機種でも、機体ごとの状態、付属品の有無も影響するので、完全な法則通りとはいかないのです。

ですので詳しい相場は、各機種ごとに紹介しています。

中古カメラの通販店は?

フィルムカメラの全盛期には、個人店もたくさんあったものですが、今はその多くが撤退してしまいました。
今は全国チェーンの「カメラのキタムラ」が抜群の知名度を誇りつつ、各地にある大小の店舗とシェアを競い合っています。

最近はそれらの店舗もネットショップを持つようになりましたが、選べるほどの在庫を持っている店というと、一部に限られます。

またそれらの店舗も独自のネットショップではなく、ヤフオク、アマゾンや楽天といったプラットフォームを利用して出品している例もあります。
その1つであるカメラのキタムラは、独自のネットショップの他に、楽天やヤフオクにも出品しています。

当然それらのプラットフォームには個人の出品もあり、大手店舗に匹敵するほどの出品数を誇っています。

カメラのキタムラ

カメラのキタムラネットショップ

全国に店舗を持つ、言わずと知れた有名店です。

ここの仕組みはちょっと特殊で、ネットショップに出品してある商品は、どれも各店舗で販売されているものです。
注文の際は受け取り店舗を指定すると、そちらに出店店舗から郵送されます。その時点では決算も行わず、受け取り店舗でお金を支払って受け取ります。
自宅への郵送はしてくれない代わりに、現物を見て気に入らなければ、キャンセルも無料でできるところに違いがあります。

全国チェーンだけあって全体的な在庫数は豊富ですが、値付けは強気です。
代わりに税別10,000円以上の商品には6か月間の独自保証が付くので、ある程度の予算が準備できるのであれば、ここを探してみるといいでしょう。

カメラのキタムラ

マップカメラ

マップカメラ

チェーン店ではありませんが、新宿にある本館はビル丸ごとマップカメラという巨大店舗で、それだけに在庫数も豊富です。
キタムラと違い直接の配送を受け付けており、ほとんどの商品が送料無料です。

ただし「安心サービス」という保証を付けるには、中古の場合で購入額の3%の掛け金が必要なので、その分キタムラ以上に値が張るイメージがあります。

たまに「中古夜市」というセールをやっているので、そういう安い時や、どうしても欲しい機種の在庫がここにしかない時に利用しています。

マップカメラ

その多店舗

他にもネットショップ自体はたくさんあるのですが、在庫が少ないところがほとんどなので、ここでは有名店3つだけを紹介します。

フジヤカメラ

関西の方にはなじみがないかもしれませんが、「中古カメラ屋の聖地」とも呼ばれる東京中野の老舗中古カメラ店です。
平日も関係なく毎朝バイヤーが並ぶほど、B級品の値付けが安いのですが、基本的に店舗優位のため、ネットショップの在庫反映は遅めで、数も多くはありません。

三宝カメラ

こちらも東京で有名な中古カメラを扱うお店です。
狙った機種が必ずある程の在庫数ではありませんが、たまに掘り出し物があります。

カメラのナニワ

関西最大手のカメラ店で、チェーン展開しています。
豊富とまでは言えないまでも、型落ちになった人気機種のいくつかは、売られているのを見かけます。

楽天市場

楽天市場

上記でも紹介した「カメラのナニワ」と「マップカメラ」が数千点の在庫を抱えており、ついで大阪で有名な「カメラの八百富」や、商品数は少ないですが「カメラのキタムラ」も出店しています。

どこもベースが店舗で、実際のところ楽天市場は店舗側の手数料が高めなので、値段帯は安くないものの、複数店舗の商品を一括で検索できる便利さがあります。

楽天市場

Amazon

Amazon.co.jp

アマゾンにもマーケットプレイスという出品サービスがあり、法人個人とも有名店以外が出品しています。

まだサービス開始から間もないこともあって、画像を掲載していない出品者が多く、正直安心感には欠ける印象です。

値段帯もそう安くはないのですが、他の店舗にはない機種があったりするので、たまに覗くようにしています。
クラシックカメラはほとんどなく、デジカメが中心です。

Amazon

ヤフオク

ヤフオク

基本的には個人法人とも店舗を持たないところが出品していますが、「カメラのキタムラ」や「三宝カメラ」もストアとして出店しています。

1番の特徴はその安さで、言わずと知れたオークション形式であり、1円スタートなども行われていることから、他よりも断然安く手に入ります。
一例ですが、他のネットショップでは普通の中古品の予算でも、ヤフオクなら新品同様の品が落札できたりします。

以前は詐欺のイメージもありましたが、最近はモラルの向上や運営側の監視体制もよくなってきています。
私自身、メインで利用しているのがこのヤフオクです。

ヤフオク!

 
最後に大切なこととして、中古カメラはまさに一期一会です。
よいものに出会えるかどうかも、安いものに出会えるかどうかもタイミング次第。

それを心得た上で買い方、売り方を覚えてしまえば、私のように限りある予算でも色々な機種に触れることもできますし、そうすることで、よりあなた自身に合った機種に出会うことも、それを安く手に入れることもできるでしょう。
その参考になることを願って、各メーカーごとの機種や相場を紹介していきます。

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